- 加工工程
- 受託加工業
ダイカスト製品のバリ取り自動化
- 業界
- 金属加工業
- 工程
- 製品のバリ取り
- 機能
- バリ取りの自動化
- 対象ワークサイズ
- 300x200x100
- ワーク重量
- 1.5kg
事例の詳細
今回自動化した案件では、ダイカスト製品組立工場に於けるバリ取り工程を自動化しました。
ダイカスト(鋳物)製品は砂型によって製品形状を成形しています。この工場では、ダイカスト製品に切削加工を施し基準となる面及び原点を作り出し、そこをすべての基準として他の部品と接合する箇所の加工を行っていきます。ダイカスト製品は、製品の肌が梨地のようにざらざらしている為、切削加工を行った箇所との境界面にバリが多く発生します。今までは職人さんが1個1個確認しながらリューターを用いて人手でバリ取りを行っていました。今回はその機器によるバリ取りを自動化しました。
今回はお客様のおける予算の兼ね合いもあり、直行ロボットに機器を持たせ、敢えてエアーシリンダーにリューターをハンドリングさせることで、ワークへリューターの先端を押し当てるような構造としました。理由はエアーシリンダーの推力の調整により面取り量が調整可能な事と、それ以上に大きいのは多少の製品誤差や固定位置の誤差も吸収可能とできるようにしたためです。 今回の事例のように、当社のお客様のご予算状況に合わせて最適なロボットの導入や自動化のご提案をさせていただきますので、お気軽にお問い合わせください。